スタッフブログ

※厚生労働省 医療広告ガイドラインに沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)

メタルフリー歯科広島

2023.7.5

ネジを取る|左下第一大臼歯のスクリューポストを除去しました。2023.07.05

スクリューポストが入っている左下第一大臼歯のレントゲン写真

矢印:左下第一大臼歯にスクリューポスト(ネジ)が入れられています。

これを除去して再根管治療を行います。

 

支台築造までを終えている左下第二大臼歯にラバーダムクランプをかけて顕微鏡を下ろして録画して開始します。

金属のネジであるスクリューポストが見えており、その周囲はコンポジットレジンで固められています。

 

  

まずはコンポジットレジンを慎重に削り取っていきます。

レジンを充填する際に内部に残ってしまっていた気泡が見えてきました。 

 

支台築造内部に大きな気泡が残ってしまうミスがよくわかるGIF動画

う蝕検知液で染色します。

 

支台築造のレジン内部に気泡が残ってしまうミスがよくわかる写真

南極の氷に含まれる空気のように、このレジンを注入した当時の空気が内部に残っていたはずです。

(決してロマンを語ってはいません。)

この状態を見るにつけて治療の信頼度が低下することから、内部の再根管治療の必要性がアップします。 

  

スクリューポストを超音波スケーラーで回して取るGIF動画 

超音波スケーラーで振動を与え、回転させることで無事にスクリューポストが取れました。

スクリューポストを入れているという事実を達成するためだけに入っていたと言えます。

       

全長約7㎜のスクリューポストの写真

全長7㎜弱のスクリューポストでした。

メタルフリーを達成するためには除去する必要のある金属です。

   

過去の充填物をほぼ取り終えました。

本日は綿球を置いて仮封セメントで仮封します。

次回より、本格的に再根管治療を行います。 

 

T・Eさん、本日もまた一つ金属が無くなりました。

次回からの再根管治療も楽しみです!

 

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 

こんな記事も読まれています

右下第一大臼歯のメタルコア除去 2024.09.12|ラバーダム|金属が歯ぐきに入って黒い

右下第一大臼歯のメタルコア除去 2024.09.12|ラバーダム|金属が歯ぐきに入って黒い

左下奥歯のスクリューポストを除去しました。2024.09.06|不快症状・違和感がある奥歯

左下奥歯のスクリューポストを除去しました。2024.09.06|不快症状・違和感がある奥歯

左上第一大臼歯の金属冠と長いメタルコアを除去しました。2024.08.10

左上第一大臼歯の金属冠と長いメタルコアを除去しました。2024.08.10

右上第一大臼歯の銀歯とメタルコアを除去しました。2024.07.25

右上第一大臼歯の銀歯とメタルコアを除去しました。2024.07.25