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※厚生労働省 医療広告ガイドラインに沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)

メタルフリー歯科広島

2023.5.9

とても長いメタルコア除去のGIF動画|右下第二小臼歯 2023.05.09|広島

右下第二小臼歯(右下5)にとても長いメタルコアがセットされています。(矢印)

金属を除去して再根管治療を行います。

  

金属を削る前にラバーダムを装着して口腔粘膜を保護した写真

金属を切削しますのでラバーダムを装着して金属切削片から口腔粘膜を保護します。

矢印の歯が右下第二小臼歯です。

顕微鏡(マイクロスコープ)を降ろして、ビデオ録画しながらスタートします。

  

金属を削る前にラバーダムを装着して口腔粘膜を保護して金属を切削している写真

まずはかぶせもの(メタルクラウン)に切れ目を入れていきます。

 

切れ目を入れたら慎重に動かします。

   

かぶせものが取れました。

メタルコア(金属支柱)が見えています。

  

銀歯の内部は周囲から漏洩していたことが判る写真

取れた金属のかぶせものの内部はこのように周囲から漏洩したことが判ります。

 

金属と接していた歯の表面がむし歯になっている写真

この金属のかぶせものと接していた手前の第一小臼歯の表面がむし歯になっていました。

金属は細菌付着性が高く、接している歯のむし歯リスクを高めてしまいます。

  

メタルコアと歯質の間に隙間を作るために、メタルコア側に切れ目を入れます。

 

とても長いメタルコアを除去するGIF動画

ドライバー形状の器具を2本用いてメタルコアが動きたい方向へ動かします。

極微細な動きを検知できる顕微鏡下であれば肉眼で行うよりも適切に動かすことが出来ます。

  

 長くても汚染されたメタルコアの写真

長くても汚染されたメタルコアの写真

全長約11㎜のメタルコアでした。

 

1本の歯から取り除いたメタルクラウンとメタルコアの写真

本日、一本の歯から除去した金属のかぶせものとメタルコアです。

  

とても長いメタルコアを除去したあとの根管内部の状態のGIF動画

メタルコア除去後の根管内部です。

メタルコアが順調に取れたため、再根管治療を行い根尖(歯の根の先端)付近まで攻略できましたので

次回、根管治療の続きを行います。

 

H・Yさん、かなり強敵と想定していましたが、良い方向に予想が外れて幸運でした!

 

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 

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