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メタルフリー歯科広島
2015.6.27
神経を取った歯は痛くなれないため注意が必要です。2015.06.27
右下大臼歯2本のレントゲン写真です。
神経の処置後、金属のかぶせものがセットされています。
金属を除去し、再根管治療を行います。
実際のおくちです。
金属を削りますのでラバーダムを装着して切削片から粘膜を守ります。
まずは手前の第一大臼歯の金属冠の除去を終えました。
プラーク(細菌塊)がかぶせものの周囲に付着しています。
続いて奥側の第二大臼歯の金属の除去を終えました。
明らかに内部が汚染されています。
金属は熱膨張率が歯よりも大きく、ほぼすべてのケースでこのような状態を招きます。(私見です)
つまり、金属治療の問題は素材の問題ですので技術以前の問題です。
金属を使った時点で終わりです。
私はブレずに徹底するために保険医を辞退し、天然歯に対する金属治療を完全に廃止しています。
除去後の状態です。汚いと感じずには居れません。
ここから古いセメントを除去し、セラミック治療に適した形に形成します。
金属のかぶせもの内部で、ゆっくり・こっそりむし歯になっている部分が出てきました。
神経をとっている歯は痛くなれないため、虫歯に気づくことができません。
現時点でしたら充分に対処が可能ですのでホッとします。
本日はとりあへずこの状態にして仮歯を作成します。
金属のかぶせもの除去前にシリコンゴムで型取りしておき、それを利用して仮歯をプラスチックで作成します。
続いて、ある程度、支台築造を除去しました。
次回より本格的に再根管治療を行います。
現段階で支台築造のレジンを残しているのは、仮歯がゆるくなりすぎるのを防ぐためです。
新たに支台築造する際には古い人工物はすべて除去し、う蝕検知液でむし歯を染色、除去してから行います。
O・Yさん、本日も東広島市からのお越しに恐縮です。
本日で早くも右上下から金属が無くなりました!
すべてはご決断の賜物です。
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広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)