セラミック歯科広島
2014.1.28
金属を除去したあとの歯はかなり虫歯になっていました。2014.01.28
弊オフィスでは本日もセレックワンデイトリートメントを行っています。
左上第一大臼歯ミラー像です。
まずはラバーダムをして金属を切削します。
痛くなく取れていなくても除去すると、この状態です。
う蝕検知液をマイクロブラシで塗布し軟化象牙質を染色します。
10秒放置後に水洗しました。
かなりの部分が染まります。
エキスカベータ(さじ状の手用器具)で軟化象牙質を除去します。
軟化象牙質は手の力でもボロボロと除去できます。
染めては除去を繰り返します。
軟化象牙質の除去を終えました。
コンポジットレジンでデンティンシール(象牙質保護)します。
(GC MIフロー A3)
光照射して重合硬化させます。
デンティンシールを終えました。
パウダリングしてセレックでスキャンします。
このケースではラバーダムをしたままスキャンしています。
スキャニングを終えました。
デザインを終えました。
セラミックブロックからミリング(削り出し)します。
ミリングマシン inLab MCXL にブロックをセットしました。
(セレックブロック S3-T )
注水しながらダイヤモンドポイントで削っていきます。
約6分でミリング終了です。
切削時のノブを落とし、接着前に適合を確認します。
ラバーダムをは最初から装着したままにしておき
唾液が歯に付着するのを防ぎます。
イボクリーンとモノボンドプラスでセラミックの接着処理をします。
エナメルエッチングとプライミングを行ったあと
たっぷりのレジンセメントで接着します。
(クラレノリタケデンタル エステティックセメント ユニバーサル)
光照射してレジンセメントを重合硬化させます。
いろいろな角度から3分以上照射します。
完全に硬化する前に、余剰セメントを適宜除去します。
セメントの硬化が終わりました。
咬合調整と仕上げを終えました。
ダイヤモンドペーストをオクルーブラシ(Kerr)につけて最終仕上げします。
W・Mさん、本日でメタルフリー達成ですね。
痛くなる前に処置が出来て私も嬉しいです。
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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)