セラミック歯科広島
2023.12.26
歯の神経を残す|大きなむし歯|左下奥歯の歯髄を保護してセラミック修復しました。2023.12.23
左下第二大臼歯がむし歯になっており、歯が欠けた部分に歯ぐき(歯肉)が入りこんできています。
デンタルX線写真です。歯の内部の歯髄(いわゆる歯の神経)にむし歯が近接しています。
オフィス内の歯科用CT画像です。
むし歯の状態が一目瞭然です。
歯の上にオーバーラップしている歯肉を切除し、
ラバーダム及び、バキュームのアダプターを用いて治療をします。
わずかに露髄(歯の神経が出る事)しまMTAセメント系材料であるセラカルLCセメントで保護しました。
歯の神経を守ることがとても大切です。
治療の都合で神経を取る、いわゆる便宜抜髄は一切いたしません。
セレックプライムスキャンでスキャニングします。
迅速にセラミック修復物をデザインします。
セラミックブロックからセラミック修復物を削り出して製作します。
グラデーションブロックを選びます。
セラミックブロックからセラミック修復物を削り出しました。
研磨前に、まずは適合を確認します。
想定通りでホッとします。
研磨し、乾燥状態でレジンセメントで接着後、咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
切除した歯肉の表面は時間とともに何ごともなかったかのように治癒していきます。
1回の来院でこの歯の治療は完了です。
K・Yさん、なんとか神経にむし歯が進行しておらず幸運でした!
福岡県からのお越しに恐縮です。
広島市の自由診療専門の歯科 三好デンタルオフィス