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メタルフリー歯科広島
2013.2.21
本日の金属除去 金属アレルギー 2013.02.21|内部はこんなに汚い
弊オフィスでは今日も金属を除去しています。
金属アレルギーが疑われる場合
ラバーダムをして金属を除去することが必須です。
そもそも金属アレルギーの症状が無くとも
お口の中に金属がある状態は好ましい状況とはいえません。
つまり金属アレルギーの原因としてパッチテストで反応が出る金属だけを除去して
他の金属を残したままにするのはナンセンスと考えます。
お電話でのお問い合わせですと状況が判らないため
確定的なことはお話できません。
K・Mさんの右上の金属を除去します。
第一小臼歯にはポストインレー
第二小臼歯にはメタルボンド がセットされています。
ミラー像です。
写真中央の白い歯はメタルボンドで金属フレームにセラミックを焼き付けた歯です。
現在でも8万円程度(広島)でメタルボンドでの治療がなされていますが
弊オフィスではメタルフリーに反するため廃止しています。
(その代わりにセレックによるセラミックの歯63,000円を設定しています。)
無事除去を終えました。
第二小臼歯はメタルコアが見えています。独特の形態です。
メタルコアは次回除去します。
金属除去時にラバーダムをすることで
高速で飛び散る金属切削片から歯肉・粘膜を保護することが出来ます。
歯肉・粘膜に突き刺さった微小な金属切削片が
メタルタトゥー(刺青)や金属アレルギーの原因と成りえます。
除去した金属です。
もはや説明は要りません、とても汚くなっています。
黒くなっている部分は腐食・酸化しているものと考えられます。
内部には水分が浸入し、細菌も侵入しています。
嫌気性細菌の増殖の温床となります。
おくちに入っていて毎食のご飯を食べていたとすればとても喜べません。
こうなる可能性のある治療を自分が受けたいとはどうしても思えませんので
患者さんにもいたしません。
ヨーロッパでは金属治療は毒物扱いです。
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K・Mさん、前回の噛み合わせの調整後、首こりの症状が良くなったと
お聞きして私も大変喜んでいます。
噛み合わせは全身に影響を及ぼしていることを改めて実感します。
「もっともっと知らない人に知らせて欲しい」という患者さんの声に
私は支えられています。
弊オフィスには「患者様」や「患者」はおられません。
対等な立場で本音の話ができる「患者さん=クライアント」と考えています。
広島 三好デンタルオフィス