- TOP
- スタッフブログ
- メタルフリー歯科広島
- 左下第二大臼歯の金属を除去しました。2022.11.11
メタルフリー歯科広島
2022.11.11
左下第二大臼歯の金属を除去しました。2022.11.11
画像一番奥:失活歯(神経取ってある歯)である左下第二大臼歯の金属を除去して再根管治療を行います。
手前の第一大臼歯にはレジン系材料で充填がなされています。
第一大臼歯も今後セラミックの詰め物で修復しますが、
先に第一大臼歯を治療してしまうと、奥側の第二大臼歯の治療をする際に、
先にきれいになった第一大臼歯を飛び終えた向こう側で治療をすることとなり効率が良くありません。
緊急性の無い場合、私は奥側から治療することが多いです。
金属除去ですので、ラバーダムを装着してスタートです。
パノラマレントゲン写真による左下第二大臼歯です。(矢印)
すでに神経を取る処置がなされています。
大臼歯の咬合面に広い面積でレジンインレー(レジン(プラスチック)製のつめもの)をセットした場合、
表面が早期にすり減ることで、かみ合わせが天然歯よりも早く変わっていきます。
また材質的にもプラークの付着性が高く易着色性であることも問題です。
大きな面積、体積の治療はセラミック修復が好ましいと私は考えます。
金属の除去を終えました。
内部のセメントが見えています。
境い目から白いプラークが内部に浸入していました。
除去した金属の内面です。
セメントを除去しました。
根管充填材であるガッタパーチャ(天然ゴムの一種)がピンク色に見えています。
次回より、再根管治療を本格的に行います。
黒く見える内部のむし歯も今後除去します。
先に奥側から治療することで、手前の歯にセットされているレジンインレー奥側の形態修正が容易です。
I・Eさん、島根県からのお越しに恐縮です。
次回の再根管治療も楽しみです。
広島市南区の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス