顕微鏡根管治療広島
2022.1.19
再根管治療後 13ヵ月経過の状態です。CT画像 2022.01.19
左上第一大臼歯の再根管治療を行います。(矢印)(初診時:2020.11.25)
実際の左上臼歯部分の写真です。
金属除去時には金属切削片が大量に出ますので、
口腔粘膜の保護のためにラバーダムを装着して開始します。
まずはかぶせものを除去しました。
内部のメタルコアが見えています。
除去したかぶせものの内面です。
周囲からの汚染がわかります。
メタルコアの除去を終えました。
長くて除去困難なメタルコアでした。
いつものように再根管治療を行います。
電気的根管長測定を行っている場面です。
薬液洗浄後に超音波水流でリンスし、滅菌ペーパーポイントで吸水乾燥します。
サーマフィルのシステムにて、垂直加圧根管充填を行います。
垂直加圧根管充填後のレントゲン写真です。(2020.12.23)
支台築造を行います。
セラミックのかぶせものを製作してセットします。
ここまでの全ての治療工程、全ての技工作業を私が行っています。
さて、本日CT撮影しますと、
左上第一大臼歯の歯根の周囲の病変が消失していることが判ります。
骨が炎症によって溶けていた部分が回復しているように見えます。
断面像においても炎症所見の消失が見られます。
H・Hさん、再根管治療の効果が実感できて私も歯科医師冥利に尽きます!
広島市南区の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス