セラミック歯科広島
2021.10.21
右下小臼歯をセラミック修復しておくちの全ての金属が無くなりました。2021.10.21|総合歯科|広島
K・Sさんの最後の金属修復物を取り除き、セラミック修復を行います。
金属を切削しますのでラバーダムを装着してスタートします。
まずは金属を除去しました。
遠心側(奥側)隣接面は白く脱灰しており、かつ亀裂(矢印)もあることから
遠心隣接面はセラミック修復物に含むこととします。(顕微鏡画像画面撮り)
形成を終えました。
パウダリングしてセレックでスキャンします。
コンピュータ上で迅速にデザインし、セラミックブロックから削り出します。
口腔内で試適します。
電気炉で820℃で焼成することで、歯冠色になり、強度が増します。
乾燥状態で接着し、咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
初診時の状態です。
当然ですが、金属が無くなると、「今度は金属を入れたい」とは思えません。
16個の金属を除去し、
4本の再根管治療を行い、
1個のブリッジを解消し、
1本のインプラント治療を行いました。
全ての治療・修復物の製作を私自身が行っています。
治療期間は1年4か月です。
K・Sさん、よくぞゴールまで頑張られました!
寂しくなりますが、またメインテナンスでお待ちしております!
広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス