顕微鏡根管治療広島
2020.7.25
左下第一大臼歯の再根管治療を終えました。2020.07.25
かぶせものと支台築造を除去したところ、
近心根管の根管口遠心側に人工的な穿孔(パーフォレーション)が存在しておりました。
それが原因となっての炎症のためか、歯根分岐部の透過性が亢進しています。
まずは穿孔封鎖の処置を行い、4根管ともに根尖(=歯根の先端)まで攻略しました。
浸出液が比較的多く出るケースでしたが、浸出液も治まりましたので本日根管充填を行います。
写真は電気的根管長測定を行っている場面です。
薬液洗浄を行い、有機質・無機質を洗い流したあと、超音波水流によるリンスを行います。
滅菌ペーパーポイントで吸水乾燥します。
エアーブローによる乾燥は気腫の恐れがありますので注意が必要です。
綿の繊維を巻いた綿栓は、繊維の残留の恐れや、根尖までの到達の確実性がないと
私は考えますので弊オフィスでは使用しておりません。
先端まで根管充填出来て安堵する瞬間です。
K・Sさん、症状治まり安心しました。
あとで少し痛むかもしれませんのでお大事に。
広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)