顕微鏡根管治療広島
2016.6.16
上顎第一大臼歯の近心頬側第二根管の治療(MB2)2016.06.16
上顎の大臼歯の顕微鏡根管治療を行いますと
近心頬側根に副根管というべきか、第二根管が高頻度に存在していることがよく分かります。
一般的に上顎の大臼歯は3根の3根管性と考えられていますが
3根の4根管性と考える方が適切であるとも思えます。
画像中央の左上第一大臼歯の再根管治療を行います。
メタルコア除去時の記事はこちらです。
https://www.mdo.jpn.com/blog/2016/05/-20160527.html
近心頬側第二根管にファイルでアプローチしている場面です。(顕微鏡ミラー像)
この歯の場合は近心頬側第一根管と合流していました。(顕微鏡ミラー像)
歯髄が変性したものがかなり出てきましたので見落とさないようにする必要があります。
サーマフィルによる垂直加圧根管充填を行いました。
サーマカットで余分なキャリアーをカットしました。
仮封したのちに撮影したデンタルX線写真です。
根管治療の奥深さを感じるケースです。
次回、問題なければ支台築造いたします。
「細かい治療ありがとうございます」とM・Kさん。
私にとっては趣味のような楽しい仕事ですが
ねぎらいのお言葉は素直にうれしいです。
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顕微鏡歯科治療を行う広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)