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- メタルボンドの歯ぐき下がり(歯肉退縮)と内部汚染 2016.02.20
メタルフリー歯科広島
2016.2.20
メタルボンドの歯ぐき下がり(歯肉退縮)と内部汚染 2016.02.20
左上顎側切歯にメタルボンドがセットされています。
メタルボンドとは、金属フレームに陶材(セラミック)を焼き付けたかぶせ物であり、金属のかぶせ物といえます。
セット時は境目ギリギリまで歯ぐきがあったものと思われますが経年的に周囲の歯ぐきが下がって歯根が露出しています。
これは金属のかぶせ物と歯根との間に細菌が潜みやすいことと金属と歯ぐきとの親和性が良くないことが理由の一部として考えられます。
この歯ぐき下がりは歯肉退縮と呼ばれ、審美歯科治療において大きな課題です。
また、メタルコア(芯棒)にも金属を用いていることにより、歯根の色が透けて歯ぐきが暗くなっています。
これは歯根そのものが着色していることも理由のひとつですが、金属を用いることにより
光の透過性が失われていることが原因として挙げられます。
テレビでご活躍中の芸能人・タレント・アイドルの方々にもメタルボンドで治療されている方々を多くお見受けします。
まだ若い女性タレントさんが、売り出すために歯を治して、こうなっているのを観ますと、大変心が痛みます。
逆に、悪かった状態の女優さんがしかるべきレベルの歯科医師の治療を受けてきれいになっているととても安堵します。
弊オフィスでは天然歯の治療には金属を一切使用していませんので金属由来の悪症状はあり得ません。
金属を使用していますのはインプラントのチタンのみです。
舌側ミラー像です。
女優さんが上を向いて笑ってこれが見えると、涙が出ます。
日本の歯科治療の○○というべきものです。
「歯医者さんに褒められる歯に」というCMのフレーズには虚しさしか感じません。
自由診療・保険外治療でラバーダムをしないとすれば、即座に帰るほうが良い、と私は妻に伝えています。
メタルボンドクラウンを除去しました。
歯の内部向かって左側、焼き魚の表面のようになっている部分はメタルコア(金属支柱)です。
そこから歯の方向に着色・腐食が起こっていると考えられる状態になっています。
このような状態に娘の歯をすることはできませんので患者さんにもいたしません。
舌側ミラー像です。
メタルコア(金属支柱)の上部が見えています。
この上にオールセラミッククラウンやジルコニアクラウンをかぶせてもメタルフリー治療とはいえません。
口腔内の湿潤環境からまたひとつ金属イオンの原因が無くなりました。
無農薬米やオーガニック野菜、有名採水地からの天然水を金属を用いて唾液に混ぜて飲みこんでいるのが現実です。
食道、胃、腸など、消化器系の入り口はおくちですが、はるかに軽視されていると私は考えます。
幸いなことに、軽視なさっておられない方々のおかげで弊オフィスは成り立っています。
Y・Kさん、兵庫県尼崎市から新幹線でのお越しに恐縮です。
次回も進められるところまで頑張っていきましょう!
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メタルフリー治療を実践する広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)