- TOP
- スタッフブログ
- メタルフリー歯科広島
- 金属の内部とメタルコアの内部を見て思うこと。2016.03.12
メタルフリー歯科広島
2016.3.12
金属の内部とメタルコアの内部を見て思うこと。2016.03.12
右上大臼歯2本の間に穴がある気がするとのことでご来院です。
画像中央の第一大臼歯の金属のかぶせものの下に虫歯の穴が形成されています。
レントゲン写真です。神経を取ってある歯にメタルコアがセットされ銀歯が被さっています。
まずはラバーダムをして金属冠に切れ目を入れます。
保持孔に脱落防止用の突起が嵌まり込んでいることがわかります。
無事に取れました。
周囲からの漏洩があることが判ります。
保持孔があることで取れるべき時でも取れないという好ましくない状態を引き起こします。
取れるということは実は必要な性能です。
しかし、我が国では取れないことが要求され、却って患者の不利益を招いています。
廃墟の写真集に載っていそうな状態です。
角度を変えますと穴の正体が見えてきます。
手前の第二小臼歯が金属の歯と接した部分が茶色になって虫歯になりかけています。
金属の歯は当該の歯のみならず、両サイドの歯にまで悪影響を及ぼします。
内部がむし歯になっていることで奇しくもメタルコアが比較的容易に除去できました。
ここまでなっていても神経を取ってある歯は痛くなれませんので発見が遅れます。
むし歯をう蝕検知液で染めて内部のコンディションを確認します。
内部にまでむし歯が及んでいたことが判ります。
つまり唾液が浸透していたということです。
う蝕検知液で染まる部分の切削を終えました。
画像左側の第二大臼歯側の歯質はむし歯によって無くなり、健全歯質は歯肉縁下になっていますので
金属マトリックスとコンポジットレジンで隔壁形成(ビルドアップ)します。
ビルドアップを終えました。
次回より汚染された古いガッタパーチャを除去して、再根管治療を行い根尖までの攻略を目指します。
除去した金属の写真だけの写真集を自費出版したいくらいです。
保険適応の治療法であるということとは抽象度の異なる問題です。
父として人として私にはできませんので、私のオフィスは保険指定医療機関を辞退しています。
残酷なことですが、これらの金属を浮かべた水を毎日飲んでいたのと同じ状況であったと言わざるを得ません。
M・Yさん、ギリギリのタイミングでしたが歯が助かって幸運でした。
もしよろしければ
ブログランキングに投票のため、このリンクのクリックお願いいたします。
天然歯に対する金属治療を廃止している広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)