三好デンタルオフィス

極度に内部が汚染されていた銀歯（メタルクラウン）2016.01.09

 

左上臼歯部です。

本日は大臼歯2本の金属を除去します。

 

ラバーダムを装着し、5倍速コントラで切れ目を入れました。

弊オフィスではオイルによる汚染を避けるため、注油不要のハンドピース シロナ製シロピュアのみを使用しています。

 

無事に除去できました。

 

言語的な説明が不要と思われる状態です。

 

写真左側が第二大臼歯のクラウンです。

内面は熱加工をした自動車のチタンマフラーのような青い発色が見られます。

 

取れていなくても内部で着々と悪くなり、歯の命を奪ってしまいます。

極端な解釈をすれば、銀歯は長期における抜歯装置であるといえます。

 

極度に黒くなっている第一大臼歯のアマルガム築造を除去しました。

異種金属の接触は歯にイオンが浸透して腐食させてしまいます。

人体においてここまで黒くなるということに驚きを隠せません。

 

ある程度腐食している部分を取り除きました。

腐食して元来の色とは全く異なる状態を呈しています。

過去に綿栓根充がなされていることがわかります。

次回より再根管治療を行います。

 

 

O・Yさん、今年一回目も順調に進んで私もうれしいです。

とてつもない状態ですが、むしろ楽しみです。

 

 

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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）

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