三好デンタルオフィス

綿栓根充+ガッタパーチャ+アマルガムの築造を除去しました。2015.11.28

 

左下第一大臼歯のレントゲンです。

根尖部分には病変が存在しています。

根管内には根管充填材であるガッタパーチャが存在していないようです。

 

ラバーダムを装着してメタルクラウン（かぶせもの・銀歯）を除去する準備をします。

 

 

5倍速コントラで切れ目を入れます。

 

 

かぶせものを除去しました。この後仮歯を作成し、1回目の治療は終了です。

 

そして本日です。築造部分の除去を行います。

オレンジのガッタパーチャと銀色のアマルガムが混在した特異な状態です。

 

 

アマルガムを除去しました。内部にはガッタパーチャが存在しています。

 

 

ガッタパーチャを除去しましたら綿栓根充が出てきました。

次回より、顕微鏡再根管治療を行います。

 

 

時代背景が異なるため、現在の基準で判断するのは乱暴ですが

どう好意的に解釈しようとしても、どうしてこうなったのか屁理屈さえ思いつきません。

現在の歯科医師の社会的信用の低さをもたらした原因のひとつと考えられる貴重なケースです。

 

 

「自己満足」という言葉がありますが、自分が満足できないような治療は絶対にしないと私は心に誓っています。

 

 

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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述

 

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）

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