三好デンタルオフィス

連結冠の除去にはラバーダムをかけなおすことが重要です。2015.12.08

 

上顎前歯、右上犬歯から左上犬歯までの6本が連結されたメタルボンドになっています。

メタルボンドとは金属フレームに陶材を焼き付けたかぶせものであり、金属冠の一種です。

右上犬歯部分は陶材が磨り減った部分から、金属フレームが露出しています。

金属である以上、メタルボンドは肯定できません。

いよいよ除去します。

連結されていますのでそれぞれの隣接部分にラバーを挿入することができませんので

ブルーのレジンを用いてラバーを固定し、できるだけ金属が口腔粘膜に触れないようにしてスタートします。

 

かなりの強敵でしたが連結部分の切断を終えました。

この時点で一度ラバーダムを外して、新しいものにかけなおします。

ラバーダムを装着せずに金属を口腔内で削れば、金属アレルギーをむしろ悪化させる可能性があります。

 

ラバーダムを新しくしました。

隣接部分もすべてガードできています。

 

新しいドリルを湯水のように使い

出来るだけ歯に負担がかからないようにメタルボンドに切れ目を入れます。

 

ついに除去できました。

白く見えているのは、かなりの厚みのセメントです。

この後、仮歯を作成してセットしました。

 

除去したメタルボンドです。

 

Y・Sさん、連結部分5箇所の切断と6本の除去お疲れさまでした。

残りの金属はメタルコア3つだけとなりました。

お言葉にいつも励まされています。

 

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ラバーダムを重要視する広島市の歯科医院　三好デンタルオフィス

※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）

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