- TOP
- スタッフブログ
- メタルフリー歯科広島
- 金属冠に隣接している部分のむし歯の発生 2015.12.15
メタルフリー歯科広島
2015.12.15
金属冠に隣接している部分のむし歯の発生 2015.12.15
左上第二小臼歯と第一大臼歯の金属を除去します。(ミラー像)
金属を削ると大量の切削片が出ますのでラバーダムで必ずガードします。
金属切削片は金属アレルギーと密接に関係しています。
5倍速コントラで無事に切れ目を入れました。
第一大臼歯のメタルクラウン(金属冠)には保持のため嵌合させる突起がついています。
突起がついていると確かに取れにくいですが、周囲からの漏洩は免れません。
嵌合部分がセメントのフローを妨げ、セット時の「浮き」の原因のひとつとなってしまいます。
大きなメタルコアは次回より除去して再根管治療を行います。
メタルコアをそのままにしてセラミックの歯をかぶせることは100%ありません。
外した金属冠はいつものように汚染されており、同様の治療をしてはいけないと私に戒めを与えているように感じます。
しかも、第二小臼歯の金属冠が隣接していた第一小臼歯遠心面にむし歯が発生しています。
金属表面には細菌が付着しやすく、虫歯を発生させやすいことも理由のひとつです。
T・Yさん、本日もまた二つ金属が無くなりました。
お正月は白い仮歯で過ごしていただけますね!
もしよろしければ
ブログランキングに投票のため、このリンクのクリックお願いいたします。
メタルフリーを実践する自由診療専門の広島の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)