三好デンタルオフィス

金属冠 メタルコア 除去　2014.08.22

左下臼歯のミラー像です。

本日は中央の2本の歯（第二小臼歯・第一大臼歯）の金属を除去します。

白く見える第二小臼歯には内部にメタルコアが用いられています。

レントゲン写真です。白く写っている部分が金属です。

中央の2本の歯にメタルコアがセットされていることがわかります。

金属除去時には大量の金属切削片が出ますので

ラバーダムを装着して金属切削片から粘膜を保護します。

第二小臼歯のレジンクラウン（プラスチックのかぶせもの）

第一大臼歯のメタルクラウン（保持孔付き）に切れ目を入れました。

無事にメタルクラウンの除去が出来ました。

第二大臼歯の接する面もむし歯になっていることがわかります。

内部のメタルコアがそれぞれ見えています。

慎重に分割して、歯を折らないように除去していきます。

第一大臼歯のメタルコアを2分割して除去しました。

メタルコアの除去を終えた歯の状態です。

軟化象牙質（むし歯）をう蝕検知液で染色します。

水洗しました。染まる部分を切削し、染めるを繰り返します。

軟化象牙質の除去を終えました。

根管内部には根管充填材であるオレンジ色のガッタパーチャが見えます。

次回より再根管治療を行います。

除去したメタルクラウンとメタルコアです。

「汚いですねー」とK・Hさん。

この状態の金属を見るたびに

保険治療でも良い治療ができる、とは私には思えません。

　

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歯科業界のメーカー刊行物には現在でも

個室でなく衝立さえもない歯科医院の写真が掲載されています。

本日届いた冊子も例外ではありません。

私は、万が一息子が歯科医師になった場合

恥じること・後ろめたいことの一切無いオフィスであり続けることを至上命題としています。

　　

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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）