セラミック歯科広島
2014.4.4
金属除去からセラミックの歯のセットまで
左上第二大臼歯の金属冠を除去します。
咬合面には歯質の露出があります。
金属の除去を終えました。
白く見える部分は、過去のむし歯部分を保護してあるセメントです。
金属切削片の飛散防止のためラバーダムで粘膜を保護します。
金属のかぶせもの(メタルクラウン)は取れていなくても内部はこうなっています。
外して見なければ判らないことですが、ほぼすべてのケースで同様ですので
金属治療=内部の問題(細菌の漏洩・むし歯) と考えられます。
金属冠の技工作業時のリムーバブルノブの遺残が見受けられます。
過去の人工物をすべて取り除き、う蝕検知液で軟化象牙質を染色します。
水洗しました。わずかに染まる部分を切削します。
切削を終えました。
セレックでスキャニングしデザインを終えました。
ミリングマシンでセラミックの歯の削りだしを終えました。
セット時には改めてラバーダムをして接着します。
口腔内の水蒸気を遮断して接着することが目的です。
そのまま接着すれば、お風呂場でシールを貼るのと同じことになってしまい
接着力の低下は明らかです。
セラミック治療や、コンポジットレジン充填といった接着修復を行う場合は
ラバーダムを装着することは欠かすことのできないものです。
接着を終えました。ワンデイトリートメントの完成です。
K・Mさん、本日で左上下の金属が無くなりました。
次回は親知らずの抜歯ですね、頑張りましょう!
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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)