三好デンタルオフィス

金属のかぶせもの内部は細菌の温床 メタルクラウン+メタルコア　2014.02.19

右上臼歯ミラー像です。

写真中央の第一大臼歯・第二小臼歯の金属を除去します。 

まずは5倍速コントラで切れ目を入れます。

弊オフィスでは空気圧で駆動するエアータービンは廃止しています。

大量の金属切削片が出ますのでラバーダムをして粘膜保護をします。

無事に金属が取れました。周囲から黒くなっています。

除去した金属です。白く見えるのはプラーク＝細菌塊です。

金属表面に細菌が凝集しやすいことを示唆しています。

古いセメント類を除去しました。

第一大臼歯にはメタルコア、第二小臼歯にはスクリューポストが見えています。

第一大臼歯のメタルコアも除去しました。

メタルコア除去直後の第一大臼歯です。

壮絶な状態になっています。（個人の見解です。）

除去したメタルコアです。

弊オフィスでは天然歯に対する金属治療を廃止しています。

天然歯に対して金属でなければ治せない状況は、もはや存在しないと考えています。

 

メタルコアの上にオールセラミックスクラウンを被せたり

ファイバーポストの上にメタルボンドをセットすることは

弊オフィスの選択肢にはありません。

T・Dさん、いよいよ次回から再根管治療ですね。

闘志を燃やして臨みます。

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広島市の歯科医院 三好デンタルオフィス

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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）