セラミック歯科広島
2014.2.12
隣接面カリエス(歯と歯の接する部分からのむし歯)の治療
小臼歯2本と大臼歯にレジン系のつめものがなされています。(左下ミラー像)
本日は小臼歯2本の治療を行います。
ラバーダムを装着してからスタートです。
古いつめものを、ある程度除去しました。
犬歯の遠心面にもカリエス(むし歯)が発生しています。
小臼歯同士が隣り合う部分には
オパール状の透け方をしている部分が観察されます。
黒い部分も両方の小臼歯に見られます。
もう少し切削を進め、う蝕検知液(カリエスディテクター)で染色します。
隣接面カリエスを引き起こしやすい口腔内環境にあるといえます。
治療後にはフロスをこまめに行うことは必須です。
フロスがひっかかる・しにくい形態に仕上げてはなりません。
こっそりと内部でむし歯になっていることを裏付けます。
う蝕検知液で染めては切削を繰り返していきます。
検知液に染まる部分の除去を終えました。
犬歯のコンポジットレジン充填と小臼歯2本のデンティンシールを行い
セレックでのスキャニング準備が整いました。
パウダーをしてからスキャンします。
セレックでのデザインを終え、セラミックブロックからミリング(削りだし)します。
適合の確認後、イボクリーンとモノボンドプラスで接着準備をします。
たっぷりのレジンセメントで接着します。
咬合調整と仕上げを終えました。
フロスがスムーズに使用できることが重要です。
T・Cさん、治療がどんどん進み嬉しい限りです。
次回で下顎から金属が無くなりますね!
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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)