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メタルフリー歯科広島
2013.12.3
メタルボンドと諦められていたメタルコアを除去しました。左下第一小臼歯 2013.12.03
弊オフィスでは本日も金属を除去しています。
メタルコア部分に継ぎ目のようなラインが見えます。
内部でコアが折れるということは考えにくいですので
過去の治療においてメタルコア除去を途中で断念して
新たなメタルコアをセットしてあるものと思われます。
第二小臼歯と連結してありましたが、第二小臼歯は歯根破折のため
前回抜歯しています。
その影響で第一小臼歯も動きがあります。
その際の記事はこちらです。
https://www.mdo.jpn.com/blog/2013/11/post-922.html
金属除去ですので、まずはラバーダムをします。
まずはメタルボンド(金属フレームにセラミックを焼き付けた被せもの)に切れ目を入れます。
金属切削片が大量に出ますのでラバーダムをして口腔粘膜を保護します。
無事にメタルボンドの除去を終えました。
この時点ですでにメタルコアが浮いています。
ゆっくりと揺さぶることで第一段階のメタルコアが取れました。
まさに考古学的な趣です。
顕微鏡で確認し、幸いなことに歯根は割れていないようです。
深い部分のメタルコアも無事除去できました。
メタルコア先端の除去を断念したのちにセットされていたゴールドコアです。
セメント表面には多数の気泡がみられます。
粉と液を手練和でミックスするセメントですと気泡が残ることは判っています。
弊オフィスでは2種類のペーストをミキシングチップにより
オートミックスで練和するセメントのみを使用しています。
写真左側の銀色の金属が先端に残っていたものです。
金属治療は歯の破折の可能性を高めます。
さらに異種金属が接触しますと卑金属が先に腐食します。
弊オフィスは保険指定医療機関を辞退し、
チタンであるインプラントを除き、一切の金属治療を行っておりません。
歯に接触する金属は、例外なくすべて除去対象と考えています。
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残っているメタルコアでも除去を諦めない広島市の歯医者 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)