三好デンタルオフィス

本日の金属除去 メタルインレー 金属アレルギー

弊オフィスでは本日も金属を除去しています。

左上第一大臼歯のミラー像です。

金属除去時にはラバーダムをして切削片が粘膜に接触・感作するのを防ぎます。

金属アレルギーの対策として金属を除去する場合に、

保護をせず、そのまま切削して口腔内に金属切削片を撒き散らすと

余計に金属アレルギーを増悪させることがあります。

周囲から茶色に変色して、唾液と細菌の漏洩を疑わせます。

保険適用歯科用金属にはパラジウムが含まれています。

パラジウムは金属アレルギーを引き起こす原因物質としても知られています。

　

やはりNHKの「ためしてガッテン」の反響は大きいです。

番組をご覧になった数名の患者さんとその話題になりました。

歯科治療の金属に踏み込んだNHKの番組作りに感謝します。

パラジウムもPdとして大きなボードに紹介されていました。

　

保険医登録している歯科医師は患者さんの求めがあれば

金属治療をしなければならない規則になっています。（療養担当規則）

　

私は妻に金属治療はできませんので保険医を辞退しています。

　

もし仮にセラミック治療が保険適用になったとすれば

根こそぎ金属を削り取ってセラミックに「取り替える」はずです。

その際の切削片により金属アレルギーの患者さんが日本に爆発的に増える可能性があります。

また、「取り替える」だけではセラミック治療は成功しません。

　

歯科治療の本質は技術と手間、そして材料にあるのです。

　

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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）