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メタルフリー歯科広島
2013.9.17
金属除去から再根管治療そして支台築造まで
被せもの(メタルボンド)除去から支台築造(レジン築造)までの流れです。
左上第一大臼歯のミラー像です。
メタルボンド(セラミック焼付け金属冠)がセットされています。
まずはラバーダムをして切削します。
メタルボンドの除去を終えました。メタルコアが見えています。
プラスチックの仮歯を作製してセットします。
いよいよメタルコアを除去します。
無事除去を終えました。ガッタパーチャが見えています。
小さく分割して除去しました。
再根管治療を行います。
根尖まで攻略できましたので
次亜塩素酸+EDTAで薬液洗浄します。
サーマフィルにて垂直加圧根管充填します。
サーマカットでキャリアーをカットしました。
ここからが本日です。
根管充填後の違和感が消失したあと支台築造します。
あらためてう蝕検知液で軟化象牙質を染色します。
水洗しました。濃染する部分を除去します。
除去を終えました。黒い部分がサーマフィルのキャリアーです。
ボンディング処理後、ルクサコアZでレジン支台築造します。
少しずつ築盛・光照射して硬化させ重合収縮を抑えます。
多めに築盛して修正していきます。
修正を終えました。本日はこの上にプラスチックの仮歯をセットします。
この状態で歯には一切の金属が無い状態です。
大臼歯は接着面積が大きいためファイバーポストを挿入する必要はないと考えています。
最終的には、この上部にセラミックの歯をセットしますが
このケースでは次回、小臼歯の同様の治療に進みます。
メタルコアの上にセラミックの歯をセットしてもナンセンスと考えます。
ましてやメタルボンドはその名のとおりセラミックの歯ですらありません。
K・Hさん、次回からいよいよ小臼歯の治療ですね。
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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)