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※厚生労働省 医療広告ガイドラインに沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)

セラミック歯科広島

2024.12.28

金属インレー7個除去して治療のゴールです。2024.12.28|セラミック治療

広島市の自由診療専門の歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。

島根県浜田市からお越しのK・Hさんの初診時の状態です。

上顎2個、下顎5個、計7個の金属インレーがセットされています。

金属を除去してセラミックワンデイトリートメントを行います。

ワンデイトリートメントとは、1回(1日)の治療で金属の除去からセラミックのセット=完成までを行う治療を指します。

生活歯(神経の生きている歯)の場合、1回の治療で完成まで進むことが歯のために最も大切です。

2回に分けると治療のインターバルの間に接着する歯の表面(歯面)が唾液、細菌、食渣によって汚染されてしまいます。

また、デリケートな歯質が欠けることも考えられます。

いかなる仮の封鎖を行ったとしても、当日セットすることと同等の状態には保てません。

単純化すると、「神経の生きている歯は1回の治療で治さないと意味がない」と言えます。

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まずは右下第二小臼歯の治療から行います。(画像左端から3番目)

金属切削片が出ますので、ラバーダムを装着して口腔粘膜を保護します。

また、歯の神経(=歯髄)が露出するような深いむし歯であった場合、歯髄を唾液による汚染から護る目的もあります。

つまり、ラバーダムやバキュームのアダプター(Mr.Thirsty)を用いて、歯と口腔内を遮断することが重要です。

特に、歯髄が露出するか否かというデリケートな段階でのうがいは唾液による汚染を招くため禁物です。

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金属を除去しました。

奥の歯と接する部分がむし歯になって、金属をセットしてあったにも関わらず、その部分から漏洩しています。

こうなって欲しくないため、職人としてのプライドだけで私は治療に臨んでいます。

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まずは右下第二小臼歯のセラミック修復を終えました。

原則として、一回目の治療は下顎の小臼歯のような、サイズの小さい見えやすい部分を推奨しています。

緊急性のある歯が存在している場合はそこから始めます。

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続いて右下第一大臼歯です。この歯の記事はこちらです。

削らないのが良い治療?|金属を除去したらヒビ・亀裂 2023.07.22

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右下第一大臼歯のセラミック修復を終えました。

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右下第二大臼歯の金属を除去しました。

金属治療は、漏洩して欲しくない部分が漏洩するというジレンマを招きやすいと感じます。(私見です)

治療というよりも応急処置に近い概念とさえ考えます。

自分がされたい治療ではありませんので、患者さんにも致しません。

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右下第二大臼歯のセラミック治療完成直後の写真です。

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治療後6週の状態です。セラミックは生体親和性に優れ、規定通り接着した場合のレジンセメントの物性は

長期の安定を十分に期待できるものになっています。

そのためにはセラミック修復のための形成デザイン(歯の削り方)がとても重要です。

安定する形になるように、「コンピューター付きブルドーザー(田中角栄元総理)」のごとく考えながら繊細に形成します。

セラミック修復の失敗は、セラミックの物性よりも、術者の技術不足(形成・接着・咬合調整)がほとんどです。

保険診療を行わない弊オフィスが倒産せずに現存することで、セラミック修復の優位性を証明していると自負しています。

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続いて、左下大臼歯に進みます。

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左下第二大臼歯の金属を除去しました。

そもそも金属で治療する必要があったのかさえ疑われる状態です。

画像右隣の左下第一大臼歯を治療するついでに削って金属インレーをセットされた可能性も考えられます。

学校検診で紙をもらっても、お子さんをお一人で治療に行かせては絶対にいけません。

保護者の方が付いて行って十分な説明を受けましょう。経過観察できるものは出来るだけそうしましょう。

写真を撮らない歯科医院は現代では論外です。

もしそこでこのような目にあったのなら。それは保護者の責任です。

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左下第二大臼歯のセラミック修復を終えました。

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左下第一大臼歯の金属を除去しました。

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左下第一大臼歯のセラミック修復を終えました。

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いよいよ最後のパートである左上臼歯の治療を行います。

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左上第二大臼歯の金属を除去しました。

この部分も全く同じで、保護したい部分から漏洩しています。

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歯肉との境目が不明瞭になる部分をCO2レーザーを照射して蒸散しました。

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左上第二大臼歯にセラミック修復物をセット直後の状態です。

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左上第二大臼歯のセラミックのセット4か月後の状態です。

歯肉はどんなに修正しても寄り添って治ってくれます。

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本日、いよいよ最後の金属である左上第二小臼歯の治療を行います。

もはや私がなにも書かなくても、皆さまお気づきと思います。

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セラミック修復を終えました。

歯科治療は職人仕事につき、十分にご理解のある方の治療は無上の喜びです。

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K・Hさん、ついにメタルフリーの達成ですね!

寂しくなりますが、またメインテナンスでお会いしましょう。

島根県浜田市からのお越しに恐縮です。

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広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス

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