セラミック歯科広島
2026.9.16
金属ブリッジの内部は汚染されていました。2026.09.16|ブリッジを避ける理由

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。
O・Hさんの左下奥歯にブリッジ(歯科用語ではBrと略します)がセットされています。
ブリッジとは、欠損歯の隣在歯に橋を架けるように補綴物(ほてつぶつ)をセットする修復方法です。
矢印の左下第二小臼歯が欠損しており、前後の赤丸の歯(第一小臼歯と第一大臼歯)に橋渡ししてあります。
白く見える部分は、金属フレームにプラスチックを盛り上げて白く見せています。(レジン前装冠)
根本的にブリッジは神輿を担ぐような治療法につき、隣在歯に負担を掛ける治療といえます。
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左下第一大臼歯のアップです。
金属と歯の間に隙間があり、外れていると考えます。
ブリッジは、前後のどちらかが外れていても、その反対が強固であれば、
脱離の発見が遅れてしまう問題点があります。
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ブリッジの金属を削りますので金属切削片から口腔粘膜を保護するためにラバーダムを装着します。
ブリッジは繋がっていますのでラバーシートが通りません。
ラバーシートを寄せながら切削します。
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ブリッジの切断とともに脱落しました。
内部の表面は完全にプラークに汚染されています。
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除去したブリッジの内面です。
プラーク(細菌塊)の蓄積のための構造のようになっており、むし歯・口臭の原因になります。
天然歯に対する臼歯部ブリッジ修復は避けるべきであり、弊オフィスでは完全に廃止しています。
インプラント修復を行うべきと考えます。
家族にブリッジはしませんので患者さんにも致しません。
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う蝕検知液で染色しました。
これだけ汚染されていても気付くことが出来ないことはブリッジの欠点です。
百歩譲ってどうしてもブリッジにする必要があるのであれば、維持力の強い被せるクラウン形態にすべきと考えます。
出来るだけ削らない治療の旗印で、この歯のようなにインレー形成にすると内部がむし歯になって
結果として抜髄リスク・抜歯リスクを高めます。
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咬合面をカバーする支台歯形成を終えました。
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セレックプライムスキャンでスキャニングしました。
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セラミック修復物のデザインをします。
金属の被さっている左下第二大臼歯の近心部分(新しいセラミックに接する部分)が
出っ張りすぎていますので調整します。
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セラミックブロックからセラミック修復物を削り出します。
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強度に優れるe.max®ブロックを用います。
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セラミック修復物の削り出しを終えました。
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口腔内で試適しました。
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裂溝のディテールアップと研磨を行い、840度で約20分間真空焼成します。
焼成することで結晶構造が揃い、強度が増し歯冠色になります。
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接着面をフッ化水素で酸処理し粗造にします。
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バキュームのアダプターを装着し、乾燥状態にしレジンセメントで接着します。
光照射してレジンセメントを光重合させている場面です。
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余剰セメント除去と咬合調整、仕上げ研磨を終えました。
欠損部分にはインプラントを埋入します。
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舌側面観です。
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頬側面観です。
ブリッジを支えていた左下第一小臼歯のかぶせ物も今後除去してセラミック修復します。
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O・Hさん、内部のむし歯が神経に及んでおらず幸運でした。
次回のインプラント埋入オペも頑張って参りましょう。
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広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス