セラミック歯科広島
2025.11.4
左上第一大臼歯の金属除去してセラミック修復しました。2025.11.04|左上奥歯

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。
M・Kさんの左上第一大臼歯(矢印)の金属を除去してセラミック修復を行います。
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建前としては、歯質を出来るだけ残す(出来るだけ削らない)最小侵襲治療が好ましいですが、
咬合面に残された歯質と修復物の継ぎ目から むし歯になったり、残存歯質が欠けたりします。
中高年の患者さんで、過去の修復物が比較的大きい場合、咬合面を全てカバーする修復が好ましいと考えます。
咬合面を全てカバーすると接合部は咬合面に出ません。
もし仮に、混入した石を咬んだとしても、人工物が壊れてクラッシャブルゾーンとなり、天然歯が助かる可能性が高まります。
咬合面をカバーするかどうかは、過去の修復物の大きさ・咬合力・年齢など、親族であればどうするかを基準にします。
現在の私は「歯質を出来るだけ削らない」ことよりも「出来るだけ長持ちする」ことの方が重要と考えています。
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金属を切削しますので、いつものようにラバーダムを装着し、顕微鏡を降ろしてビデオ録画を開始してスタートです。
現代の歯科治療には顕微鏡(マイクロスコープ)とビデオ録画が欠かせません。
治療中は顕微鏡の視野をテレビ画面に映してアシスタントも見ることが出来るようにします。
術者用のルーペだけではアシスタントに状況が共有出来ず、ビデオ録画出来なければ患者さんとも共有出来ません。
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金属を除去しました。内部への漏洩を示唆しています。
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除去した金属インレーの内面です。
口臭の原因となり得る汚染度です。
コップに入れて水を飲むことは出来ません。
自分の子どもにこれをセットすることは出来ませんので患者さんにも致しません。
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う蝕検知液で染色と切削を繰り返し、軟化象牙質(=むし歯)を取り除きました。
天然のミネラル成分からなる圧排ペーストによるパックをして、
止血と圧排(あっぱい:境い目を明瞭にすること)している場面です。
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セレックプライムスキャンでスキャニングする準備が出来ました。
茶色く見えてもう蝕検知液で染まらない部分は削りません。
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セレックのソフトウェア上で迅速にセラミック修復物をデザインします。
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セラミックブロックからセラミック修復物を削り出します。
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強度に優れるe.max®ブロックを用います。
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セレミックブロックからセラミック修復物のミリング(削り出し)を終えました。
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口腔内で試適します。
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50ミクロンの金属板(コンタクトゲージ)を用いて両サイドの歯とのコンタクト調整(接触圧調整)を行います。
コンタクトゲージがきつすぎず緩すぎず、抵抗感を持って通せる状態を目指します。
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歯の溝(裂溝:れっこう)のディテールアップと研磨を行い、840度で約20分間真空焼成します。
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接着内面をフッ化水素で酸処理します。
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3段階の接着処理を行い、乾燥状態でレジンセメントを用いて接着します。
光照射してレジンセメントを硬化させている場面です。
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セメント除去と咬合調整、仕上げ研磨を終え、1回3時間の治療で完成です。
次回は手前の左上第二小臼歯の治療を行います。
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神経の生きている生活歯は、1回の治療で完成まで行うことが汚染防止の観点から重要です。
M・Kさん、着実に進んで私も嬉しいです。
次回も楽しみです。
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広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス