セラミック歯科広島
2024.12.19
左下第二小臼歯の金属除去とセラミックワンデイ治療しました。 2024.12.19|1日で完成|治療手順
広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治 です。
画像中央:左下第二小臼歯の金属インレーを除去してセラミックワンデイ治療を行います。
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金属除去ですから金属切削片から粘膜を保護するためにラバーダムを装着します。
顕微鏡(マイクロスコープ)を降ろし、ビデオ録画を開始して治療のスタートです。
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金属を切削すると当然ながら切削片が出ます。ラバーダムを装着して、これを堰き止めます。
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無事に金属インレー(メタルインレー:金属の詰め物)を除去することが出来ました。
内部はとても汚染されています。
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除去した金属インレー内面です。
これをコップに入れて水を飲むことは出来ません。
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う蝕検知液を用いて軟化象牙質を染色し、染色と切削を繰り返しました。
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セレックプライムスキャンでスキャニングしました。
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セラミック修復物のデザインを迅速に行います。
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セラミックブロックから削り出します。
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e.max®ブロックを用います。
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ミリングマシンで削り出しを終えました。
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口腔内で適合と隣接面の接触強さをチェックします。
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研磨後に840度で約20分間真空焼成することで結晶構造が揃い、歯冠色になり強度も増します。
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接着力を増すために、フッ化水素酸で接着面をエッチングします。
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種々の接着処理後に乾燥状態でレジンセメントで接着します。
画像は光照射してレジンセメントを硬化させている場面です。
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咬合調整と仕上げ研磨を終えました。ここまでを一回の治療で行います。(ワンデイ治療)
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M・Mさん、この歯も無事に終わって私も嬉しいです。
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広島市の自由診療専門の歯科 三好デンタルオフィス