その他の治療
2024.2.17
左上第一大臼歯のコンポジットレジン修復を行いました。2024.02.17|小学6年生
小学6年生のM・Sさんの治療を行います。
一見なんともないように見えますが、、、
お母さまが近心隣接部分のむし歯を発見なさってご来院です。
本日いよいよ治療を行います。
表面麻酔後に注射による浸潤麻酔を行いラバーダムを装着して、顕微鏡を降ろしビデオ録画しながらスタートです。
溜まっていたプラークが出てきました。
むし歯の常である、入口よりも内部が広い状態です。
デリケートな位置のむし歯であるため、う蝕検知液で染色して確認しながら
ダイヤ付き超音波スケーラーチップで慎重に切削します。
大切な歯ですから、慎重すぎるという事はありません。
無事にむし歯部分の切削を終えました。
ここから充填操作に進みます。
エッチング(酸処理)とボンディング(接着処理)を行い、カーブしたマトリックスとウェッジを用いて隔壁を作り
流動性のあるコンポジットレジンを注入して光照射して重合硬化させます。
コンポジットレジン修復ではこの段階が最も重要です。
形態修正と咬合のチェックを行い、研磨用ストリップスで入念に仕上げをして完成です。
見た目が仕上がっても、フロスが引っかかるようでは0点です。
治療説明後にお母さまより、とても励まされるお言葉をいただきました。
歯科医師冥利に尽きます。
M・Sさん、怖かったと思いますがよく頑張られました。
今後のハミガキ頑張ってください!
広島市の自由診療専門の歯科 三好デンタルオフィス