セラミック歯科広島
2021.2.27
欠けていた左下第二大臼歯のセラミック修復を行いました。2021.02.27
左下第二大臼歯の金属を除去してセラミック修復を行います。(2021.02.06)
矢印部分の色の濃い部分はコンポジットレジンと考えられ、過去にこの部分が補修されていることが判ります。
強い咬合力がかかっていることが判ります。
このようになっていても金属は取れてくれず、なかなか気づくことができません。
2021.02.06時点に比べ、矢印部分がさらに欠けていました。
このままでは欠損が徐々に大きくなっていくことが予想されますので
咬合面をカンカン帽の様にセラミック修復します。(例えが古いですが)
まずはパウダリングしてセレックでスキャンし、元の形態のデータを残しておきます。
ここから咬合面をかぶせるために形成していきます。
カンカン帽をかぶることが出来るような形態にし、接着処理を行い、コンポジットレジンでデンティンシールします。
この状態でセレックでスキャニングします。
スタート時のデータを参考にしつつ、セラミック修復物を迅速にデザインします。
削り出し(ミリング)を終えました。
ノブを落とし、口腔内で手前との接触圧と適合性をチェックします。
このケースでは強度を重視して、e.maxCADブロックを使用しています。
紫の状態(ブルーステート)で切削加工し、焼成します。
約20分間焼成することで結晶構造が変化し、歯冠色となり強度が増します。
焼成を終えたセラミック修復物を乾燥状態でセットし、咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
A・Tさん、最初の治療としてはヘビーな内容でしたが、よくぞ乗り越えられました!
今後の治療も楽しみです。
広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)