セラミック歯科広島
2021.3.4
金属が取れていた右上第二大臼歯をセラミック修復しました。2021.03.04
過去に治療において、むし歯が深かった部分を白いセメントで埋めてあり、
この上に金属がセットされていたわけですが、咬合によるすり減り(咬耗)によって取れたものと推測されます。
古いセメントを除去し、う蝕検知液で染色し、形成とデンティンシールを終えました。
奥歯の奥の部分は咬合力がとてもかかる部分ですので、
薄い歯質を「なまじっか」残すと、後で大きな破折をそこから引き起こす可能性があります。
金属が取れていることからも今後にむけて対策が必要です。
このケースでは遠心部分をガードすることにしました。
「出来るだけ歯を削らない」が当てはまらないケースと言えます。
パウダリングしてセレックでスキャンします。
コンピューター上で迅速にデザインします。
削り出したセラミック修復物の適合を確認します。
通常の部位よりも強度が必要ですので
焼成することで歯の色になり、強度が増す e.max® を用います。
焼成することで結晶構造が変化し強度が増し、歯冠色になっています。
e.max®修復物を乾燥状態でセットし、咬合調整と仕上げ研磨を行いました。
e.max® (イーマックス)はガラスセラミックの一種です。
特に強度が必要と考える部分に用いています。
ここまで、1回の治療で完成です。
1回の治療で行うことに最大のメリットがあります。
M・Nさん、最初はしみるかもしれませんのでお大事に。
広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)