顕微鏡根管治療広島
2020.4.7
感染根管治療を行い、フィステル(瘻孔)が消失しました。2020.04.07
右上中切歯の歯根部分の歯肉に「おでき・にきび」のようなフィステル(瘻孔:ろうこう)、
つまり膿の出口が出来ています。(矢印)
大きくなったり小さくなったりを繰り返しているとのことです。
オフィス内の歯科用CTで撮影した立体像です。
矢印部分に透過性の病変が出来ています。
骨が溶けて膿が溜まっている状態です。
矢状断面です。
歯根の先端に骨吸収があります。
歯の内部の歯髄が壊死していることが原因として考えられますので
感染根管治療を行うことで回復が見込めます。
ラバーダムを装着し、口蓋側からアプローチして感染根管治療を行います。
写真は電気的根管長測定を行っている場面です。
根尖(歯根の先端)まで無事に攻略できました。
2種類の薬液洗浄後に超音波水流でリンスし、滅菌ペーパーポイントで吸水乾燥します。
2回目の治療時(初診時は治療行為を行いませんので3回目の来院時)です。
フィステルは消失傾向にあります。
フィステルが消失し、症状も無いことから、2回目の根管治療で根管充填を行いました。
サーマフィルによる垂直加圧根管充填です。
垂直加圧根管充填後のレントゲン写真です。
根尖(根の先端)まで充填出来ていることが判ります。
O・Yさん、この歯の治療が順調に進んで私も嬉しいです。
広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)