セラミック歯科広島
2017.10.28
アレルギーのパッチテストを行い金属除去を行いました。2017.10.28
右下第一大臼歯と第一小臼歯にメタルインレーがセットされています。
すでに金属へ対するアレルギー検査は受けておられ、弊オフィスで金属除去とセラミック修復をご希望です。
歯科治療においてセラミック修復をする際にはレジンセメントを用いますので
歯面の接着処理材であるボンディング材と、デンティンシール用のコンポジットレジン及び
接着材であるレジンセメントへのアレルギー性を検査するため
それぞれ数種類の材料を用いて歯科材料に対するアレルギーバッチテストを行いました。
その時点の写真と72時間後の写真をメールで送信していただきます。
上の写真は1週間後の診察時の状態です。
かゆみや痛みの感じ方や皮膚症状を参考に材料を選択します。
ラバーダムを装着し、いよいよ金属を除去してセラミック修復を開始します。
まずは金属インレーを除去しました。
切削片が大量に出ますのでラバーダムは欠かせません。
パウダリングしてセレックでスキャンします。
パッチテストの結果から選択したレジンセメントで接着しました。
このあと咬合調整と仕上げを行い1本目の治療は完了です。
ここからう蝕検知液で染色して軟化象牙質を除去します。
セラミック修復物(セラミックインレー)を選択したレジンセメントで接着します。
湿気の影響を遮断するため接着時もラバーダム、もしくはバキューム機能のついたアダプターが必要です。
見た目のために治療しているわけではなく、生体に適したもので治したらたまたま白かったという考え方ですが
結果的に白くなってあるべき姿に戻られました。
理屈だけを言えば、金属色や蛍光ピンクなどのセラミックで治療しても問題ないと言えま
「一個目の金属を除去した時から、頭がボーっとしていた感覚がなくなりました。」とK・Sさん。
我が国では比較的早期に金属が口腔内に用いられますので
金属が無い状態がどうであったかわからない状態であることが多いと考えます。
K・Sさん、これでメタルフリー達成ですね。
全身状態も良くなられましたら私も嬉しいです。
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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)