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メタルフリー歯科広島
2017.2.7
ブリッジを除去するとこんな状態になっていました。2017.02.07
右下臼歯部が中心に写っているレントゲンです。
右下犬歯の欠損を小臼歯2本と右下側切歯が支えるようなブリッジです。
くわえて単冠で右下第一大臼歯がかぶせられています。
本日はこの部分の金属を除去し、仮歯を作成します。
まずはラバーダムを装着し、連結部分をガードしてから金属を切削開始です。
口腔粘膜に金属切削片が出来るだけ触れないようにするためです。
ブリッジの連結部分を切断しましたら小臼歯2本がコアごと脱離しました。
アップです。とても汚染されています。
ブリッジで怖いのは1本ないし少数の歯が頑張って支えている場合、他の歯が脱落していて気付けない点です。
しかも神経をとってある失活歯の場合は気づくことができず、手遅れになりやすい現実があります。
ブリッジの手前側と第一大臼歯の金属の除去を終えてラバーダムを外しました。
特に第二小臼歯部分はむし歯によるダメージが大きく、助からない可能性があります。
このような事態の繰り返しで日本国民は総義歯に近づいていきます。
除去するまでは「治療」であった跡地です。
このあとプラスチック製の仮歯を製作しました。
除去した金属です。
欠損した犬歯を補っている部分(ポンティック)の底面には汚れ(細菌)がぎっしりとついています。
メタルクラウンにも周囲からの漏洩が見られます。
これらを見ますと「好きではないから同じ治療はしない」というシンプルな感情にたどり着きます。
理屈や金銭の概念よりはるかに原始的な嫌悪感です。
T・Aさん、本日もたくさんの金属がおくちから無くなってうれしいです。
次回までに痛みが出ないことを願っています。
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広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)