顕微鏡根管治療広島
2017.2.2
左下第一大臼歯の根管充填後のレントゲンです。2017.02.02
弊オフィス内の歯科用CTによる左下臼歯部の近遠心的断面図です。
画像中央の左下第一大臼歯近心根の先端から分岐部にかけて大きな透過性病変が存在しています。
電気歯髄診断（－）であることから歯髄は失活しているため、歯髄処置を行い病変の改善を期待します。
本日が3回目の根管治療です。
排濃はありませんでしたのでサーマフィルにて垂直加圧根管充填を行いました。
近心2根管、遠心1根管の歯ですが、遠心根管は幅があるため、
ガッタパーチャを補うためにサーマフィルを2本用いています。
グリーンのシートはラバーダムです。
根管充填後のレントゲン写真です。
2次元のレントゲンですので骨の状態を診断するのは乱暴ですが
透過性の病変は消失傾向にあるように考えられます。（不透過性の亢進）
サーマフィルによる垂直加圧根管充填を行っていますので
遠心根の側枝にも根管充填がなされていることが判ります。
側方加圧根管充填では極めて充填されにくい部分です。
この部分は半年程度経過した段階で機会があれば改めてCT撮影いたします。
M・Tさん、少し痛みが出るかもしれませんがお大事に。
この歯が回復することを祈っています。
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広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）
