顕微鏡根管治療広島
2017.1.14
左上第二小臼歯の根管の側枝がよく分かるケース 2017.01.14
初診時の状態です。
画像中央の左上第二小臼歯の治療を行います。
メタルコア除去の際の記事はこちらです。
https://www.mdo.jpn.com/blog/2017/01/20170106.html
再根管治療を行います。
頬舌側の2根管とも攻略し根管充填の準備が整いました。
画像は電気的根管長測定時の写真です。
従来のコア(芯棒)は黒いポリプロピレンでしたが、
後継材料であるガッタコアピンクではガッタパーチャ系のコアになっています。
サイズにより移行途中のためコアの色が異なっています。
綿球とセメントで仮封をしてからレントゲンを撮影します。
仮封セメント下層の綿球部分の空気が根管中央部に黒く写っています。
近遠心2ヶ所の側枝の存在が判ります。
ガッタパーチャの細いクサビを用いる側方加圧根管充填では
側枝まで根管充填することはかなり困難ですので
サーマフィルによる垂直加圧根管充填を弊オフィスでは選択しています。
側枝まで入っていなくても側枝の存在に気付かないだけでうまくいったと感じることが問題です。
M・Tさん、無事に最後の再根管治療が終わりホッとします。
これからぐいぐい進めていきましょう!
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広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)