顕微鏡根管治療広島
2016.1.13
左上側切歯の再根管治療・根管充填を行いました。2016.01.13
画像中央:左上側切歯の変色の治療をセラミック修復しますので、まずは再根管治療を行います。
白く写っている根管充填材は根の先端まで到達していないことが判ります。
根の先端部分の黒い縁取り(歯根膜)の拡大がみられ、炎症性の病変があることが予測されます。
顕微鏡ミラー像です。
まずはコンポジットレジンの封鎖を取り除き、
古いガッタパーチャ(根管充填材:天然ゴムの一種)をマイクロキスカで取り除いていきます。
細いファイル(ヤスリ)で根尖(根の先端)まで攻略していきます。
横方向に伸びる白い棒状の構造体は根尖を測定する端子です。
緑のシートはラバーダムです。
無事に根尖まで攻略できましたら次亜塩素酸ナトリウム+EDTAで洗浄し、超音波水流ですすぎます。
ペーパーポイントで吸水乾燥後にシーラーを少し注入してサーマフィルにて垂直加圧根管充填を行いました。
根管充填後のレントゲン写真です。
明確に根尖まで到達していることを私は重要視しています。
「ビデオを見せてもらってよく分かりました。」
「こんなに洗ってもらっていたんですね、ラバーダムのおかげで気づきませんでした。」
S・Sさん、一回の治療で根管充填まで進みましたのでお疲れのことと思います。
少し痛みが出るかと思いますのでお大事に。
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顕微鏡根管治療を行う広島市南区の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)