顕微鏡根管治療広島
2016.3.22
根管充填材の隙間から汚染された浸出液が出ているケース 2016.03.22
右上第一大臼歯のメタルボンド(陶材焼き付け金属冠)を除去していきます。
まずはかぶせ物を除去しました。
内部にはメタルコアが存在していますので、引き続き除去します。
メタルコアの除去を終えました。
いつものことですが、この状態を見ますと再びメタルコアをセットすることは出来ません。
オレンジ色に見えているのは根管充填材料であるガッタパーチャですが、ところどころグレーに汚染されています。
腐敗臭がしていることから、根管充填が緊密に行われておらず、
根管内部から汚染された浸出液が隙間から湧き出していることが予測されます。
ガッタパーチャを溶解してヤスリ(ファイル)で除去を開始しますと、
緊密でないため容易に除去が進み、
グレーに汚染されたガッタパーチャが出てきました。
次回も続きを行います。
「取れた瞬間にイヤな臭いがしました。」とO・Mさん。
いよいよ本日で金属が0になりましたね!
この歯も順調に進むことを願っています。
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顕微鏡根管治療を行う広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)