セラミック歯科広島
2016.1.8
右上小臼歯2本のセラミック治療を行いました。2016.01.08
画像中央 右上小臼歯2本の金属インレーを除去してセラミック接着修復を行います。
ラバーダムを装着して口腔粘膜を金属切削片から守ります。
除去しますとこのような状態です。
歯となじみが良いとされるゴールドインレーであっても周囲から唾液の漏洩が発生しています。
この状態でも「取れてくれない」ため発見が遅れ手遅れになってしまいます。
つまり、「取れない治療が上手な歯科医」という概念の誤りを患者さんに最初に説明することが重要です。
そのことを患者さんにきちんと説明しないのは専門家側の問題です。
明らかにむし歯になっている部分を切削し、う蝕検知液で染色しました。
切削と染色を繰り返します。
う蝕検知液に染まる部分の切削を終えました。
コンポジットレジンによるデンティンシール(象牙質保護)を終えました。
パウダーをスプレーしてセレックでスキャンします。
コンピューターの3Dデータ上でデザインします。
セラミックブロックからセラミック修復物を削り出します。
ミリングマシンにセットしておよそ6分程度で削り出し完了です。
適合・接触圧の確認して研磨したのち、ラバーダムを改めて装着して水蒸気を遮断し、
たっぷりのレジンセメントを用いてセラミックインレーを接着します。
こういった重要なステップにおいてセメントの節約という概念はありません。
本日の終了時です。接着後、咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
初診時の右上臼歯部の状態です。
さながら金属治療の博覧会のようです。
金属治療で歯が治ったと考えるのは大規模な催眠ともいえます。
M・Sさん、いよいよ次回で右上下の金属が無くなりますね。
あともう少しです!
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セラミック接着修復を実践する広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)