顕微鏡根管治療広島
2015.10.7
根の先端に病変が出来ていた歯の根管治療をしました。2015.10.07
右下第一大臼歯の根尖部分に病変が出来ています。(レントゲン画像)
金属のインレーがセットされていますが、セット時の治療時にかなり神経(歯髄)に近かったものと思われます。
残念ながら歯髄が感染してしまった結果、根尖部分に病変が形成されていると考えられます。
画像中央の大きな金属が入っている歯が右下第一大臼歯です。
ラバーダムをして金属を切削して除去しました。
オレンジ色のセメントの部分がむし歯が深かった部分のようです。
金属が取れただけで、特徴的な腐敗臭が漂います。
ニッケルチタンファイルであるプロテーパーSXファイルで根管拡大をしている場面です。
遠心根管には歯髄が石灰化してミイラ状(乾酪壊死)になっています。
このような状態です。
根管拡大と薬液洗浄後にペーパーポイントで吸水乾燥します。
次回の状況にもよりますが、排膿がなく問題なければ根管充填を行うことも可能です。
Y・Mさん、本日の治療おつかれさまでした。
少し痛むかと思いますのでお大事に。
もしよろしければ
ブログランキングに投票のため、このリンクのクリックお願いいたします。
ご相談はお気軽にこちらからどうぞ。
広島市の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)