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※厚生労働省 医療広告ガイドラインに沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)

メタルフリー歯科広島

2015.9.25

メタルボンドとゴールドクラウンを除去しました。2015.09.25

 

IMG_7553_R89.JPG

メタルボンドとは金属フレームにセラミックを焼き付けたかぶせものです。

つまり、金属のかぶせものですので除去すべき存在です。

かつてはゴールドがベストと考えられていましたが、現在では完全に否定できます。

 

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本日は右下の小臼歯・大臼歯それぞれ2本ずつの4本を除去し、プラスチックの仮歯を作成します。

ラバーダムを装着し、まずはメタルボンド3本に切れ目を入れます。

金属フレームが見えてきました。

 

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金属フレームにも切れ目を入れました。

内部のメタルコア(金属支柱)が見えています。

 

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金属を削ると切削片が出ますので、ラバーダムで粘膜を保護することは欠かせません。

 

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まずはメタルボンド3本の除去を終えました。

メタルコアが見えます。つまり、1本の歯に2個の金属がセットされていたわけです。

 

IMG_7558 - コピー_R89.JPG

アップです。ゴールドクラウン表面の白くモヤモヤした付着物はプラーク(細菌塊)です。

ゴールド(金合金)は金属であるため細菌が表面に付着しやすい性質からは逃れられません。

 

IMG_7559_R89.JPG

続いて画像左端のゴールドクラウンの除去に進みます。

 

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ゴールドクラウンも除去しました。

内部にはゴールドではないメタルコアが存在しています。

つまり、1本の歯に異種金属がセットされていたわけですので、ガルバニ電流が流れて腐食が起こっていたものと考えられます。

一般的にメタルコアとかぶせものは別の金属で作られることが多いですので上記の状態と同じです。

※メタルコア・メタルクラウンを含め、弊オフィスでは天然歯に対する金属治療を完全に廃止しています。

 

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除去前に型取りしておいたシリコン印象材と即時重合レジンで仮歯を製作し、治療中に困らないようにします。

 

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機械のパーツではありません。

これをスープに入れて飲みたくはありませんが、現実的にはそうなっていました。

理屈を超えた嫌悪感を感じずには居れません(私見です)

 

K・Sさん、本日4個の金属が無くなりました。

次回よりメタルコアの除去に取り組みます。

 

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