顕微鏡根管治療広島
2014.12.5
ファイバーポストの除去 2014.12.05
左下臼歯ミラー像です。グリーンのシートはラバーダムです。
とても小さい第二小臼歯が目立ちます。
この歯はすでに根管処置がなされておりファイバーポストと思われる支台築造がなされています。
この歯の治療を行うのであれば、いつも通り再根管治療も行います。
そのためにはとても深いファイバーポストを除去する必要があります。
まずはレジン系のかぶせものを壊して除去します。
中央部にファイバーポストの断面が薄っすら丸く見えます。
ここからはファイバーポストを除去します。
顕微鏡画像の画面撮りです。
顕微鏡下で超音波スケーラーのダイヤモンドチップを用いて慎重に切削していきます。
上の写真は、無事に除去し終え、過去のガッタパーチャが見えてきた段階です。
このケースのように深い場合は
回転切削器具(ドリル)では、穿通の恐れが高く、あまりにも危険です。
次回より再根管治療を行います。
周囲の古いレジンの層は、再根管治療を終えるまで隔壁代わりに残しておきます。
新たな支台築造を行う際に全て取り除きます。
このあと仮封セメントで封鎖して次回に備えます。
T・Sさん、かなりの強敵でしたのでお疲れのことと思います。
無事除去できて私も嬉しいです。
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広島市 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)