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メタルフリー歯科広島
2014.6.25
ブリッジ底面のプラーク 2014.06.25
左下の犬歯から第二小臼歯までのブリッジです。
ブリッジとは、失われた歯の両隣の歯を利用して橋をかける治療方法です。
レントゲン写真です。
写真中央に白く写っているものが金属製のブリッジです。
それぞれ固有の角度にはえている歯を連結するということに問題を感じます。
いわば「神輿」ですので「担ぎ手」である両隣の歯の負担は計り知れません。
舌側面観です。
中央に白い部分が見える部分が鞍状ポンティックです。
ポンティックとは、歯が無い部分を補っている部分のことを指します。
ダミーとも呼ばれます。
金属除去ですのでラバーダムを装着してから切削します。
金属切削片を口腔内に撒き散らさないためです。
ブリッジの場合、連結部分を切断したら一旦ラバーダムを外し
新しいラバーシートに取り替えてポンティック下部にも滑り込ませるようにします。
犬歯表面のつぶつぶ状に見える部分は、表面のプラスチックを金属に
嵌合させるための突起です。(リテンションビーズ)
長期の使用によりプラスチックが磨り減って内部の構造が見えています。
無事除去できました。
内部の状態は比較的良好な状態で安堵します。
ポンティック底面には大量の細菌が付着しています。(白い粥上の付着物)
臼歯部のブリッジは、セラミックで作製したとしても、支える歯への咬合力の負担はかわりませんので
弊オフィスでは廃止しています。
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「患者目線の治療・患者の自己決定権」という言葉のもとに、
患者さんの希望だけに合わせる、いわば「いいなり治療」がもてはやされますが
歯科治療に限っていえば、それは患者さんへの責任転嫁としか思えません。
より高い抽象度で治療計画を立てるのが専門家の役目と考えます。
自分なら、駆け引きでなくプロが家族にする治療法で治療を受けたいと思うのです。
そのためには信頼されるプロであることが重要と考えています。
(うまく伝わるか不安ですが)
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お問い合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ。
広島市南区 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)