顕微鏡根管治療広島
2014.4.16
根管治療後の腫れの切開とその後の経過について 2014.04.16
再根管治療を行った後に腫れることがあります。
根の先端（根尖）に到達することで「寝た子を起こす」ような状況です。
左上小臼歯2本の再根管治療を行います。
まずは金属を除去し、再根管治療を始めます。（ミラー像）
1回目の治療で第二小臼歯は根尖まで攻略できました。
再根管治療から3日後、第二小臼歯の歯根部分の歯肉に膿瘍を形成しています。
痛みも出ています。
治療の刺激で病変が活性化したと考えられます。
根管内の薬液洗浄を行い、局所麻酔後に膿瘍部分を切開します。
切開後18日が経過しました。腫れ・痛みも治まってきました。
第一小臼歯も根尖まで攻略し、薬液洗浄後に超音波水流で洗浄します。
サーマフィルにて垂直加圧根管充填を行います。
根管充填後のレントゲン写真です。
歯科治療のジレンマとして
頑張って治療することで、今まで痛くなかった歯が痛くなることがあります。
「抜かなくてはいけないかも知れない」状態の歯であればなおさらです。
根尖まで攻めなければ痛くならないでしょうけれども
それでは意味がありません。
T・Cさん、改善が見られ私も安心しました。
根管充填後も少し痛むかもしれませんのでお大事に。
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再根管治療に取り組む広島市の歯科 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）
