セラミック歯科広島
2014.4.15
金属除去から再根管治療そしてセラミックの接着までを1日で完結 2014.04.15
右下第一小臼歯の治療を行います。
根管治療後にポストアンレーがセットされています。
強い力がかかった場合を考えれば結果の想像は容易です。
金属除去ですのでラバーダムを装着してスタートします。
ミラー像です。体積としても大きな金属です。
一塊での除去は困難ですので、慎重に削り取っていきます。
かなりの強敵でしたが無事除去できました。
遠心側は健全歯質が歯肉縁下になっています。
このままでは根管内に血液や浸出液が流入してしまいますし
接着時にも乾燥が困難です。
う蝕検知液を用いて軟化象牙質の除去を終えました。
改めてラバーダムを装着し、メタルマトリックス(金属隔壁)をセットします。
コンポジットレジンで隔壁を作製しました。
ここからは顕微鏡根管治療を行います。
まずは過去のガッタパーチャを除去します。
無事に根尖まで攻略できました。根管長測定器で測定します。
内部の清掃を終えましたので
次亜塩素酸+EDTA+超音波水流で洗浄し、サーマフィルにて根管充填します。
根管充填を終えました。
サーマフィルで垂直加圧根管充填を終えました。
このあと昼休憩を挟み、午後に支台築造します。
ビルドアップしていますので遠心も歯肉縁上になっています。
ファイバーポストとコア用コンポジットレジンを用いて支台築造します。
形成し、スキャニングの準備が整いました。
セレックでスキャンして迅速にデザインを終えました。
ミリング(削りだし)完了です。
たっぷりのレジンセメントでセラミック修復物を接着します。
咬合調整・仕上げを終えました。
歯の色調の変化が興味深いです。
H・Yさん、2日間に渡り、7本の歯の治療おつかれさまでした。
いつも興味深いお話ありがとうございます。
もしよろしければ
人気ブログランキングに投票する をクリックお願いいたします。
どんなことでも治療についてのご相談はお気軽にこちらからどうぞ。
Facebook 三好デンタルオフィス 宛でも結構です。
三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)