顕微鏡根管治療広島
2013.9.19
本日の金属除去 金属ポスト
右上臼歯のミラー像です。ラバーダムをしています。
第一小臼歯は過去に歯髄処置がされており
内部に金属のポスト(棒)が入っていることもレントゲンで判っています。
上部のレジンを削除しますと内部から金属ポストが出てきました。
ガッタパーチャに刺さっているようです。レジンで固められています。
遠心の隔壁は最終的には取り除きセラミック修復します。
周囲から攻めていき無事除去できました。
およそ6mmほどの金属芯棒です。
先端の汚染具合が特徴的です。
根管内の金属でも溶出することがわかっています。
金属アレルギーの原因にもなり得ます。
ここからは顕微鏡を覗いて汚染されたガッタパーチャを取り除きます。
次回も再根管治療を進め、根尖までの攻略を目指します。
内部の汚染の状況から、
歯髄もしくは血液がかなり根管内に残った状態で
根管充填してあったのではないかと推測します。
S・Sさん、金属が無事取れて安心しました。
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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)