セラミック歯科広島
2013.12.26
左上小臼歯2本のセレックワンデイ治療の流れです。2013.12.26
弊オフィスでは本日もセレックワンデイトリートメントを行っています。
左上小臼歯2本の治療を行います。(ミラー像)
金属除去ですからラバーダムをします。
取れていなくて、痛くなくても、この状態になっています。
大量の金属切削片から粘膜を守ります。
う蝕検知液で軟化象牙質を染色し除去します。
軟化象牙質の除去を終えました。
向かって右側の第一小臼歯遠心部分は歯肉縁下となっていますので
ビルドアップします。
歯肉からの出血もしやすく接着時に乾燥が困難なためです。
血液が付着した部分は接着前にダイヤモンドバーで一層なでて
新鮮な歯質を出して接着処理をします。
唾液や血液が触れた歯質は水洗だけでは本来は不十分です。
メタルマトリックスとウッドウェッジで隔壁を作ります。
この前に新鮮面を出しています。
このあとエナメル質をリン酸エッチングし、水洗します。
コンポジットレジンによりビルドアップ(歯肉縁上への盛り上げ)しました。
上顎はラバーダムを装着したままスキャニングします。
ラバーダムをセットする前に対合歯(下顎)と咬合状態の頬側面を
スキャンしておきます。
形成前にスキャニングしてもマッチングに影響は出ません。
セラミックブロックからおよそ5分でミリング(削りだし)完了です。
コンタクト調整(接触圧調整)を終えましたら
イボクリーンとモノボンドプラスで接着準備をします。
たっぷりのレジンセメントで接着します。
光照射してレジンセメントを重合硬化させます。
余剰セメントをある程度除去しました。
ここまで一枚のラバーダムを装着したままです。
歯の表面の無用な汚染を防ぎます。
咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
Y・Mさん、金属の残りもあとわずかになりました。
来年は前歯の治療も楽しみです!
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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)