三好デンタルオフィス

メタルコアによって破折線・ヒビ・クラックが歯に入ったと思われるケース 2013.12.20

 

弊オフィスでは本日も金属を除去しています。

左上第一大臼歯のメタルコアを除去します。（ミラー像）

すでにヒビらしき線が見えます。

金属除去ですのでラバーダムをして、金属切削片から粘膜を守ります。

切れ目を入れて、動かしてみると容易に浮いてきました。

比較的簡単に取れました。

簡単に取れるということは、逆に破折の疑いを強めます。

除去したメタルコアです。

自分の娘・息子・妻に同様の治療は出来ませんので

患者さんにも致しません。

※保険医ならびに保険指定医療機関を辞退し、

療養担当規則の制限を受けません。

メタルコア除去後の歯の内部です。

セメント（接着材）の下層にガッタパーチャがオレンジに透けて見えます。

セメントをある程度除去して、う蝕検知液で染色します。

頬側（写真上側）から舌側にかけての破折線を認めます。

ただし今回のメタルコアが装着されていた時に割れたのか

先代・先々代のメタルコアの時代に割れたのかは判別できません。

いずれにせよ、メタルコアがクサビとなって

歯を割る危険性を高めることを、完全に否定することは出来ません。

「ドクターX」は昨日で最終回を迎えました。

弊オフィスは、金属治療を含む一切の保険治療を「致しません」

 

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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）