三好デンタルオフィス

本日の金属除去 メタルボンド メタルコア

　

弊オフィスでは本日も金属を除去しています。

左上臼歯部のミラー像です。

小臼歯2本はメタルボンドが被さっています。

メタルボンドとは金属フレームにセラミックを焼き付けたものですので

金属のかぶせものといえます。金属の縁取りが見えています。

小臼歯部分のレントゲンです。

強い力がかかればメタルコア（金属支柱）を支点に折れる可能性があります。

歯が折れて人工物が助かるというのは本末転倒です。

除去困難が予想されるメタルコアがセットされていますが

弊オフィスでは顕微鏡で確認しながら除去します。

基本的に除去を試みずに諦めることは致しません。

まずはセラミック部分に切れ目を入れますと金属フレームが露出します。

続いてフレームにも切れ目を入れます。

ラバーダムをして切削片がおくちの中に飛び散らないようにします。

無事除去できました。内部のメタルコアが見えています。

内部は汚染されています。

引き続きメタルコアも除去します。

まずは除去した金属フレームです。

 

上：第二小臼歯のメタルコアです。

 

上：第一小臼歯のメタルコアです。

除去後の歯の状態です。

かなりのダメージがありますが根管治療をやり直して

金属を用いず、もう一度咬める状態に治療を進めます。

すぐに抜歯をしてインプラント治療をすることはありません。

インプラント治療は最終手段です。

2本の歯から4個の金属を除去しました。

電位差のある異種金属をセットすることは問題です。

この部分に触れた唾液を常に嚥下していたことになります。

これは日曜大工でお父さんがセットしたものではありません。

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弊オフィスでは金属治療を廃止しています。

仮に歯に人格があるとすれば喜んでいるとは思えないのです。

　

私見ですが、天然の歯に対する蹂躙を取り除き　

人間としての尊厳を取り戻すための治療と考えています。

　

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広島　三好デンタルオフィス

　

※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）