顕微鏡根管治療広島
2013.1.22
本日の根管治療 サーマフィルによる根管充填
弊オフィスには根管治療のお問い合わせが多く寄せられています。
相対的に難易度の高いケースの比率が高くなりますが
常にベストを尽くせるようにしています。
K・Hさんの左上中切歯の根管治療です。
左上側切歯に続いて中切歯の治療を行います。
電気的歯根長測定器(EMR)で根尖までの長さを測定します。
ヨシダ社製 ジャスティⅢです。
図は根の先端部分を表しています。
0.5の部分もしくはもう一目盛り先を目標にします。
内部の腐敗した歯髄や根管壁をHファイルでヤスリがけします。
アップにしました。汚泥状に出てきます。
ファイリングはHファイルを基本的に使用し、アピカルシートから
わずかに上部の部分の仕上げのみをKファイルで行っています。
ファイルは常に元気な新しいものを使います。
非常に順調にファイリング(ヤスリがけ)が進行しましたので
水硬性セメントルミコンで一度封鎖してラバーダムを外しK・Hさんに
ご説明します。
根管充填をしても良い状態と術者が感じても、
患者さんに不安が残っている場合は良い結果が出にくいためです。
ご説明の上、サーマフィルにて根管充填しました。
水冷しながら切削する必要の有無と、器具アクセスによってラバーダムの
位置・クランプを変えます。
サーマフィルはガッタパーチャの付着が約20mmありますので
根管長が20mm未満の場合は必要であればガッタパーチャ部分に目印をします。
左上中切歯治療前
サーマフィルによる垂直加圧根管充填後です。
溢出部分は経時的に吸収されます。
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この歯の様に以前に治療のなされていない場合は難易度が低いケースといえます。
K・Hさん、このブログをご覧くださりありがとうございます。
治療終了後、最高のおくちもとの掲載を私も楽しみにしています!
ともに頑張っていきましょう!
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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)